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血液バイオマーカーでアルツハイマー病予測、地域コホート研究で高精度確認

エーザイ、島津製作所、大分大学、臼杵市医師会は、血液バイオマーカーを用いてアルツハイマー病の脳内アミロイドβ蓄積を予測する共同研究を発表しました。

2024年10月10日に発表されたこの研究では、血液バイオマーカーが高精度(AUC 0.94)でアミロイドβの蓄積を予測できることが確認されました。

本研究は、大分県臼杵市で行われたコホート研究を基に、フェーズ1で過去の血漿検体を分析、フェーズ2では100名の参加者で新たに検証を進めています。血液バイオマーカーは、PET検査や脳脊髄液検査に代わる低侵襲な診断手段として期待されており、今後の臨床応用が見込まれます。

目次

研究結果

  • 血液バイオマーカーのAUCは0.94
  • 7年間の観察でMCIから認知症への進行予測が可能
  • 血液検査は患者の負担軽減に寄与

今後、フェーズ2の結果も加味し、アルツハイマー病の早期診断に役立つ新たな診断方法としての実用化が期待されています。

参考情報

https://www.eisai.co.jp/news/2024/news202477.html

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