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GARDASIL 9、日本人男性対象の第3相試験でHPV持続感染予防に成功

Merck社は、日本人男性を対象とした第3相試験(V503-064)において、GARDASIL 9(ヒトパピローマウイルス9価ワクチン、リコンビナント)が良好な結果を示したと発表しました。この試験は、16歳から26歳の日本人男性1,059名を対象に、3回接種スケジュールで実施されました。その結果、GARDASIL 9は9種類のHPV(ヒトパピローマウイルス)による肛門生殖器への持続感染を予防する効果が確認されました。

目次

試験結果の詳細

  • 主要評価項目: HPV6/11/16/18に関連する6ヶ月間の肛門生殖器持続感染の減少を確認
  • 副次評価項目: HPV31/33/45/52/58に関連する6ヶ月間の肛門生殖器持続感染の減少を確認

試験の意義

この試験結果は、GARDASIL 9が男性においてもHPVによる感染症を効果的に予防できることを示しており、特に日本人男性におけるHPV関連疾患の予防に大きな期待が寄せられています。

HPVは、肛門生殖器だけでなく、頭頸部がんを含むさまざまながんの原因となることが知られており、今回の結果は公衆衛生面での重要な成果と言えます。

今後の展開

Merck社は、今後日本および他国の規制当局にこのデータを提出し、男性へのGARDASIL 9の使用許可を得る予定です。また、別の第3相試験も進行中で、HPVによる口腔内の持続感染の予防効果を評価しており、これにより頭頸部がんやその他のHPV関連がんの予防効果がさらに確認される見込みです。

ついに日本人男性でも有効性確認👏

参考情報

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