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FabhaltaがC3Gに対する初の治療薬として米国承認

米FDAは、希少な腎疾患「補体3型糸球体腎症(C3G)」の成人患者に対する初の治療薬として、Fabhalta(一般名:iptacopan)を承認しました。Fabhaltaは1日2回の経口カプセルで、尿中のたんぱく(蛋白尿)を減らす効果があります。

C3Gは、血液をろ過する腎臓の糸球体に炎症や損傷を引き起こす難病で、発症から10年以内に約半数の患者が腎不全に進行します。

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Fabhaltaの特徴と試験結果

  • 試験参加者:C3Gと診断された成人74名
  • 治療内容:Fabhalta群とプラセボ群に分かれ、6ヵ月間投与後、全員にFabhaltaを追加で6ヵ月投与
  • 主要評価項目:24時間尿蛋白/クレアチニン比(UPCR)の変化率
  • 結果:  - 6ヵ月時点でFabhalta群はプラセボ群と比べて35%の尿蛋白減少- 初期からFabhaltaを投与された群では、その効果が12ヵ月まで持続- プラセボから切り替えた群でも同様の効果が確認

安全性と注意点

  • 重篤な細菌感染のリスクがあり、治療前にワクチン接種が推奨されます
  • コレステロール値の上昇が見られるため、定期的な血液検査が必要
  • 主な副作用は風邪様症状やウイルス感染(いずれも10%以上)

Fabhaltaは、C3G治療における、優先審査・画期的治療薬・希少疾病用医薬品の指定を受けています。

参考情報

FDA approves first treatment for adults with complement 3 glomerulopathy, a rare kidney disease, to reduce proteinuria

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