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DIPGに挑むCAR-T、「BCB-276」ブレークスルーセラピー指定を取得

難治性の小児脳腫瘍「びまん性橋神経膠腫(DIPG)」に対して、BrainChild BioのB7-H3標的CAR-T療法「BCB-276」がFDAからブレークスルーセラピー指定を取得しました。

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第1相BrainChild-03試験(Nature Medicine掲載)

  • 対象:DIPG患児21人に脳脊髄液内反復投与
  • 投与最大量:1回あたり最大1億個

主な結果(全21例)

  • 初回投与からの生存期間中央値:10.7ヵ月(95%CI: 6.1–16.1)
  • 診断からの生存期間中央値:19.8ヵ月(95%CI: 13.2–29.5)
  • 最長生存:52.5ヵ月(3名が生存中)
  • 有害事象:頭痛(81%)、倦怠感(62%)、発熱(57%)、重篤例は1件(脳出血)

免疫応答マーカー(IFNγ、CXCL10など)の上昇も確認され、治療効果の可能性を示唆。

第2相試験は2025年末に開始予定です。希望の光とホントになってほしい!

参考情報

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