ArvinasとPfizerは、第3相VERITAC-2試験の結果を発表し、Vepdegestrantがエストロゲン受容体1変異(ESR1m)を有する進行・転移性乳がん患者において、無増悪生存期間(PFS)の有意な改善を示したことを明らかにしました。
この試験では、Vepdegestrant単剤療法と従来のホルモン療法であるFulvestrantを比較。ESR1m集団においてPFSの統計的に有意かつ臨床的に意味のある延長が確認され、事前に設定されたハザード比0.60を下回る結果が得られました。一方、全対象(ITT集団)でのPFS改善は統計的有意には至りませんでした。
目次
試験の主なポイント
- ESR1m集団でPFSの有意な延長
- ITT集団では統計的有意差なし
- 全生存期間(OS)は解析時点で成熟しておらず、追跡継続中
- Vepdegestrantは全体的に良好な忍容性を示した
Vepdegestrantは、エストロゲン受容体を標的として分解する初の経口PROTAC(プロテアソーム分解誘導分子)治療薬として開発されており、FDAのファストトラック指定を受けています。今後、詳細な結果が医学会で発表され、規制当局との協議に活用される予定です。
参考情報
Arvinas and Pfizer Announce Positive Topline Results from Phase 3 VERITAC-2 Clinical Trial