MENU

【サノフィ】Sarclisa、EUで移植不適応の多発性骨髄腫治療に承認勧告

欧州医薬品庁の医薬品委員会(CHMP)は、移植不適応の新規診断多発性骨髄腫(NDMM)患者向けに、Sarclisa(イサツキシマブ)とVRd(ボルテゾミブ、レナリドミド、デキサメタゾン)併用療法の承認を勧告しました。

IMROZ第3相試験で、VRd単独と比較して無増悪生存期間(PFS)が有意に改善した結果に基づきます。

目次

主な試験結果

  • 無増悪生存期間(PFS):Sarclisa併用によりVRd単独と比べ有意な改善
  • 安全性:新たな安全上の問題は報告されず、既存の安全性プロファイルと一致

Sarclisaの作用機序

Sarclisaは、CD38受容体に結合し腫瘍細胞死を促進する抗体療法です。これにより、特に多発性骨髄腫患者への効果が期待されています。

米国ではすでに同適応で承認されており、欧州でも本承認により治療の選択肢が広がる見込みです。

参考情報

Press Release: Sarclisa recommended for EU approval by the CHMP to treat transplant-ineligible newly diagnosed multiple myeloma.November 14, 2024.Accessed November 15, 2024.

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次