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ModernaとMerck、非小細胞肺がん治療に向けた個別化がんワクチン「mRNA-4157(V940)」の第3相試験を開始

ModernaとMerckは、個別化がんワクチン「mRNA-4157(V940)」と免疫チェックポイント阻害薬「KEYTRUDA(ペムブロリズマブ)」の併用治療の効果を検証する新たな臨床試験「INTerpath-009」を開始しました。

この試験は、KEYTRUDAとプラチナベースの化学療法後に完全な病理学的奏効(pCR)を達成できなかったステージII〜IIIB(N2)非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象としています。

目次

試験のポイント

  • 目的:KEYTRUDAとmRNA-4157の併用がん治療の効果を検証
  • 対象:ステージII〜IIIB(N2)の非小細胞肺がん患者
  • 主要評価項目:無病生存期間(DFS)
  • 副次評価項目:全生存期間(OS)、遠隔転移フリー生存率(DMFS)など
  • 治験地:全世界、カナダで参加登録開始

mRNA-4157(V940)とは

Modernaの「mRNA-4157(V940)」は、患者のがん細胞から特定の遺伝子変異を分析し、個々の患者に合わせたがん抗原を生成する個別化がんワクチンです。このワクチンは免疫系にがん細胞を特異的に認識させ、効果的に攻撃できるように設計されています。

参考情報

Merck and Moderna Initiate Phase 3 Trial Evaluating Adjuvant V940 (mRNA-4157) in Combination with KEYTRUDA® (pembrolizumab) After Neoadjuvant KEYTRUDA and Chemotherapy in Patients With Certain Types of Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC):2024/11/01アクセス

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