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早期アルツハイマー病治療薬「レケンビ」、米国にて皮下注射製剤での承認申請完了

エーザイとバイオジェンは、早期アルツハイマー病(AD)治療薬「レケンビ」(一般名:レカネマブ)の皮下注射製剤の維持投与に関する米国FDAへの生物製剤承認申請ファストトラック指定のもと完了したと発表しました。

週一回の皮下注射により、自宅や医療施設での簡便な投与が可能となります。

目次

投与方法と効果

  • 投与形態:オートインジェクターによる皮下注射(週一回、360㎎)
  • 目的:初期治療後、認知機能低下の原因となるプロトフィブリルを除去し続けることでADの進行を遅らせる
  • 利便性:通院の負担を軽減し、継続的な治療効果の維持が期待

試験と承認状況

  • 試験:第Ⅲ相Clarity AD試験のデータを基に申請
  • 承認:既に米国、日本など複数国で承認、欧州含む10の国と地域で申請中

レケンビの皮下注射による新たな投与法は、患者とその家族にとって大きな利便性と治療の持続性をもたらすことが期待されています。

参考情報

早期アルツハイマー病治療剤「レケンビ®」の皮下注射製剤維持投与に関する米国FDAへの 生物製剤承認申請の段階的申請をFast Track指定の下で完了:2024/11/01アクセス

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