塩野義製薬のCOVID-19治療薬「エンシトレルビル フマル酸」が、COVID-19発症予防効果を確認するためのグローバル第3相臨床試験(SCORPIO-PEP試験)で主要評価項目を達成しました。
本試験は、COVID-19患者と同居する家族や共同生活者を対象に実施され、エンシトレルビル投与群はプラセボ群に比べて発症率が統計的に有意に低下しました。また、安全性に関する新たな懸念も確認されていません。
この結果は、経口抗ウイルス薬によるCOVID-19予防手段としての可能性を示しており、今後の学会で詳細が発表される予定です。
参考情報
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬 エンシトレルビル フマル酸のグローバル第3相曝露後発症予防試験(SCORPIO-PEP試験)における良好な結果について:2024/10/29アクセス