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【アストラゼネカ】eplontersenがATTRv-PN治療薬としてEU承認勧告

AstraZenecaとIonisのWainzua(eplontersen)が、遺伝型のトランスサイレチン型アミロイドポリニューロパチー(ATTRv-PN)の成人患者向け治療薬として、欧州医薬品庁(CHMP)から承認勧告を受けました。

目次

試験デザイン

NEURO-TTRansform第3相試験では、ATTRv-PN患者を対象に、66週間にわたりWainzuaとプラセボを比較。主要評価項目は、血清トランスサイレチン(TTR)濃度と修正ニューロパチー障害スコア(mNIS+7)、副次評価項目としてNorfolk QoL-DNによる生活の質(QoL)を測定。

有効性

  • Wainzua群はTTR濃度を安定して抑制
  • 神経障害スコア(mNIS+7)で一貫した改善を確認
  • 生活の質(QoL)がプラセボ群と比較して有意に改善

安全性

Wainzuaは試験期間中、安全性と忍容性が良好で、深刻な副作用の発生は少ない結果でした。

作用機序

WainzuaはRNAターゲット型薬剤で、肝臓でのTTRタンパク質の生成を抑制し、アミロイドの蓄積を防ぎます。これにより、神経系や他の臓器へのダメージを軽減し、病気の進行を抑制します。

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