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AvutometinibとDefactinib併用療法、再発卵巣がんで高奏効率

中外製薬が創製し、Verastem Oncologyが開発中のAvutometinibとDefactinibの併用療法が、再発低悪性度漿液性卵巣がん(LGSOC)を対象としたRAMP 201試験で有望な結果を示しました。

2024年のInternational Gynecologic Cancer Society(IGCS)で発表された試験結果によると、以下のような成果が報告されています。

目次

試験結果

  • 全体の奏効率(ORR): 31%(95% CI: 23-41)
  • KRAS変異型患者の奏効率: 44%(95% CI: 31-58)
  • KRAS非変異型患者の奏効率: 17%(95% CI: 8-30)
  • 進行抑制期間(PFS): 全体で12.9ヶ月(KRAS変異型で22ヶ月、非変異型で12.8ヶ月)

副作用は比較的軽度で、治療中止率は10%に留まりました。このデータを基に、KRAS変異型患者を対象とした新薬申請が2024年10月に予定されています。

参考情報

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