Bayerは、閉経に伴う中等度から重度の血管運動症状(VMS、ホットフラッシュ)の治療を目的としたエリンザネタントの販売承認申請を、欧州医薬品庁(EMA)に提出しました。エリンザネタントは、非ホルモン療法として開発中の薬剤で、1日1回経口投与される初のデュアルNK-1およびNK-3受容体拮抗薬です。
- OASIS試験の概要 ・OASIS 1および2試験:閉経後の女性を対象に、エリンザネタント120mgを1日1回投与し、26週間でVMSの頻度と重症度を評価。396人と400人を対象に実施。
- OASIS 3試験:52週間にわたり、628人の閉経後女性を対象に、エリンザネタントの長期的な安全性と有効性を確認。
- OASIS 4試験:乳がん治療に伴うVMSに対する効果を検証中。
エリンザネタントは、KNDyニューロンを介して体温調節を正常化し、VMSを抑えると考えられています。
【Bayer】エリンザネタント、FDAが更年期症状治療薬として申請を受理
Bayerは、エリンザネタントの新薬承認申請(NDA)が米国食品医薬品局(FDA)に受理されたことを発表しました。この薬は、ホルモンに依存しない治療法として、更年期に伴…
エリンザネタント(バイエル)|Chiku-note.
バイエルが開発中の更年期治療薬「エリンザネタント」が、第三相臨床試験「OASIS 1&2」で主要&副次評価項目を全て達成👏#製薬プレス解説 先行するフェゾネリタント…
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