Merck、B細胞除去療法「CN201」をCuron社から買収完了
MerckがB細胞関連疾患に対する治療候補である「CN201」をCuron Biopharmaceutical社から買収。
CN201は、CD3xCD19を標的とする二重特異性抗体で、B細胞悪性腫瘍および自己免疫疾患への応用が期待される次世代治療薬です。
現在、再発性または難治性の非ホジキンリンパ腫(NHL)や急性リンパ性白血病(ALL)患者を対象に、CN201の第1相および第1b/2相試験が進行中。初期データでは、B細胞の減少を維持し、忍容性も良好であることが示唆されています。
今回の買収により、MerckはCN201のグローバル権利を取得し、さらなる開発を通じてB細胞疾患治療の選択肢を強化する方針。
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