GSKは、髄膜炎菌(MenACWY)ワクチン「Menveo」の液状単剤型製剤について、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)から肯定的な意見を得たことを発表しました。この新製剤は、従来の凍結乾燥型ワクチンと異なり、再構成(調製)が不要で、医療現場での取り扱いが容易になることが特徴です。
目次
概要
- 対象年齢:2歳以上の小児、青年、成人
- 臨床試験結果:2件の第IIb相試験で、従来の製剤と同等の免疫原性、安全性、忍容性を示すことが確認されました。
- 期待される承認時期:2024年11月までにEUでの販売承認が予想されています。
- 背景:髄膜炎菌による侵襲性疾患(IMD)は、命に関わる合併症を引き起こす可能性があり、特に乳幼児や青年期の若者においてリスクが高いとされています。
参考情報