BeiGeneが、イスラエル保健省がTEVIMBRA®(チスレリズマブ)を、化学療法後の切除不能または転移性の食道扁平上皮がん(OESCC)患者に対する単剤療法として承認したことを発表しました。
BeiGeneのイスラエル国別ゼネラルマネージャーであるItzik Mizrahi氏は、「イスラエルでは固形がんが増加しており、特に進行がんに対する治療法のアクセスは依然として限られています。今回のTEVIMBRAの承認は、治療の幅を広げ、患者さんに新たな選択肢を提供する重要な一歩です」とコメントしました。
チスレリズマブの発表が続きますね‼️先日も…
BeiGene社のチスレリズマブ、ESMO 2024で肺がん・胃がんに対する有望なデータを発表
BeiGeneは、ESMO 2024(欧州臨床腫瘍学会)にて、TEVIMBRA®(チスレリズマブ)の非小細胞肺がん(NSCLC)や胃がん・胃食道接合部がん(GEJC)における最新の臨床試験デ…
目次
欧州での展開と今後の展望
TEVIMBRA®は、2023年に欧州委員会から進行性または転移性の食道扁平上皮がんに対する承認を取得しており、2024年2月には欧州医薬品庁(EMA)のヒト医薬品委員会(CHMP)から、非小細胞肺がん(NSCLC)に対する治療薬としての肯定的な評価も受けています。
BeiGeneは今後、イスラエルにおけるTEVIMBRAの適応拡大を目指し、非小細胞肺がん(NSCLC)の治療をはじめ、食道がんや胃がんに対する一次治療としての承認申請も進めている模様。