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LIBTAYO、進行非小細胞肺がんで5年生存率の向上を確認

RegeneronはLIBTAYO(セミプリマブ)による進行非小細胞肺がん(NSCLC)の治療で、5年間のフォローアップデータを発表しました。

第3相EMPOWER-Lung 1試験の結果、LIBTAYOはPD-L1発現率が高い患者で特に有効性を示し、死亡リスクを41%、病勢進行リスクを50%減少させました。

LIBTAYO群の全生存期間(OS)の中央値は26.1ヶ月で、化学療法群の13.3ヶ月を大きく上回る結果となりました。

目次

試験結果の概要

  • 無増悪生存期間(PFS):LIBTAYO群8.0ヶ月、化学療法群5.0ヶ月(HR 0.50, 95%CI: 0.41-0.61)
  • 全生存期間(OS):LIBTAYO群26.1ヶ月、化学療法群13.3ヶ月(HR 0.59, 95%CI: 0.49-0.72)

PD-L1発現率が高い患者ほど、治療効果が顕著で、特に90%以上のPD-L1発現を示す患者では最大の効果が確認されました。LIBTAYOはPD-L1発現が50%以上の患者にとって、有効な治療オプションとして注目されています。

参考資料

https://investor.regeneron.com/news-releases/news-release-details/libtayor-cemiplimab-demonstrates-durable-survival-benefit-five
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