MRになりたいんだけど、英語って必要?
MRってどれくらい業務で英語使うの?
出世には英語が必須って聞きました
本社配属のTOEICスコアってどれくらい?
結局いるの?いらないの?
こんな疑問をお持ちの
学生や新入社員
きっと多いはず…
実際働いてみないと
わからないですよね
必要っていう先輩もいれば
いらないっていう
先輩もいるのよ(怒)
ですよね。
人や年代にによって
意見が分かれる領域です。
そこで今回は
約250人に回答いただいた
Twitterアンケートの結果をもとに
MRとして働く私の経験を交えて
回答させていただきます。
業務には使わないけど、やっておけ
結論
格別な理由がなければ
やっておきましょう
MRとして生き続けるにしても、
本社に入って違う職種を目指すにしても
英語はやっておいたほうがいいです。
基本日本人の顧客と話す仕事なんで
業務で使うことは少ないですけどね。
でもやっておくべきです!
アンケート見ても
みなさん同じ意見ですね。
ここからは具体的理由と
対策方法について紹介するよ!
直接業務とは関係しない!
やらなくても問題はない…けど
MRは国内の医療機関に訪問し、
医師に医薬品の安全性情報、有効性情報を
お届けすることが仕事です。
使用言語は日本語ですので
当然英語は使いません。
文献を読む際には英語がほとんどですので
一定以上読めると良いですが、
Google翻訳などのテクノロジーの発展により
必須ではないです。
それ以上に人当たりの良さ
医療者の抱える問題やニーズを予想する力
医薬品情報を正確に伝える力が求められます。
営業ですからね!
これは最低限必要
…でもこれからのMRは
それだけに甘え続けると
キツイかもしれません
会社によっては採用要件
そもそも新人の入社時点の
採用要件になり始めています。
有名なのは
国内最大手武田薬品工業です。
2019年 業界紙ミクスにて
以下記事が掲載されました
武田薬品は10月18日、国内のMR・総合職の新卒採用制度に、新しい採用基準を導入すると発表した。
ミクスオンライン:2019/10/21
日本発のグローバル人材の輩出加速を目指す。これまでと同じくMR職としての適性をみるほかに、今回新たに、入社時からグローバルでのコミュニケーションがとれる人、またはその意欲がある人で、ビジネスレベルへの英語力に向けて自己研鑽できること――を入れた。新基準は10月以降に実施する2020年度入社の一部選考から導入し、21年度入社より本格運用する。
結構ショッキングですよね。
でも、TOEIC等による足切りはなく、
英語を学ぶ意欲があり
コミュニケーション力のある人を
求めています。
実際の武田薬品採用要件を見ても
TOEICの点数は記載がありません。
ただ実際問題として、
学ぶ意欲のアピールには
TOEICや留学経験を活用するしかないと思うので、
結局英語スキルによる足切りは存在する
とみる事が正解です。
まぁ『意欲はあります。
でも何もやってません!』
だと信頼されないわよね
出世には必要な会社が多い
そして冒頭のアンケートにも現れているように
本社勤務を望む場合は英語はほぼ必須です。
本社に行くには英語が必要:51.7%
なくても余裕:20.7
閲覧用:27.6%
【閲覧用を除外すると】
本社に行くには
英語が必要:71.4%
なくても余裕:28.6%
7割超が必要って言ってます
実際、MRとしての入社には必要ありませんが
出世には必要になる会社は多いです。
外資製薬会社の方が
求められる基準は高いですが、
ここ数年で国内企業も武田薬品の様に
基準を高めてきております。
外資内資ともにいえることは
本社スタッフになるためには
一定のTOEICスコアを求められます。
会社にもよって違いますが
TOEICスコア730〜800くらいが
多いです。
また営業であっても
外資では支店長になるためには
本社スタッフを経なければいけない企業もあり、
営業で出世するにも英語が必須となってきます。
近年は内資製薬出会っても
社員の半数近くが
外国人という企業も増えてきており
英語が話せないやつは
本社に置けないという風潮です。
苦手な人には
生きづらい世の中よ…
転職にも必要になってきている
ずっとMRで生きるからいいやって人も
やっておいた方がいいです。
なんでよ!使わないんでしょ?
理由は下記2点です。
- 終身雇用が難しくなっている
- MR転職時に
TOEICが必要なケースが出てきた
つい最近も大手製薬会社が
早期退職を発表しましたが、
MRの終身雇用は
かなり難しくなってきています。
2022〜23年においても
ファイザー、ヤンセン、ノバルティス、バイエル
という大手外資が早期退職やポジションクローズを
行っています。
これからのMRは必要に応じて
転職を積極的に行う
必要があります。
少なくとも転職に備えることは必須です。
さらに最近は転職時に
TOEICスコアを要求する会社が出てきました。
基準はTOEIC 600点以上が多いです。
こんな状況を防ぎ
MRとして
平和に社会人人生を
終えるためにも
TOEICスコアが
必要になってきています。
とっておくべきスコアは?
私の会社も比較的英語が必要な会社ですが、
新卒時点を振り返り大学時代に
730点くらいあればよかったですね。
弊社の本部スタッフの登用基準も
730あればほとんどが大丈夫です。
ガチガチのグローバル部門でも
800点以上となっています。
入社すると本当に時間が作れません。
特に新人のうちは覚えることも多く
一定以上の勉強時間を確保することが
困難になります。
本部スタッフに進むにしても
通常業務で実績を上げることは大前提です。
新卒時点で730点あれば
通常業務にリソースを全投入することが出来ます。
これは大きなアドバンテージになります。
製薬業界の本部スタッフになりたい方は
時間のある学生のうちに
730点~800点を目標に
勉学に励んでください。
最初から喋れましたって人は
ほとんど本社に招集されているイメージは有ります。
オススメの参考書は?
必要だ!!と言うだけ言って
放り出すのは余りにも無責任です。
なので
製薬業界&TOEICスコア700〜800overの方々に
オススメの教材を教えていただきました。
この中で特に
たかい支持率を得ていたのが
下記4教材です。
その中でも
公式問題集の支持率は
圧倒的でした。
寝転がって勉強派にオススメの
スタディサプリには2コースあるので
こちらで見比べて選んでみてください。
スコアはもう十分だよって人は
オンライン英会話がオススメ
学生や新入社員の中には
もう十分なスコアを取っている人も
いらしゃいますよね?
そんなツワモノは
オンライン英会話をやって
さらに差をつけておきましょう。
実際教材を教えていただいた際にも
オンライン英会話をやっておくといい
という意見が多かったです。
なぜかというと
本社への登用を決める際に
英語での面談を導入している
会社や部門も少なくないからです。
英語で面談すんの?
部門によっては
英語が公用語の部門もあるから…
話せないとダメって部門も多いみたい。
投資金額としては
6000円/月程度です。
200円/日のコストですので、
毎日ちゃんと活用できるのならば
自己投資金額でしょう。
ただオンライン英会話は
人対人の面談ですので
相性が存在します。
せっかく契約したのに相性が悪くて
レッスンに気分が乗らない…
そんな相性ミスマッチを避けるためにも
オンライン英会話各社は
無料体験レッスンを
設けてるケースが多いです
なので複数使ってみて
相性のいいオンライン英会話を
探すことをオススメします。
会社ごとに結構違いあります。
無料レッスンがある会社を3社
紹介しますので
ご参考にしてください。
まとめ
今回は英語は出来なくてもMRにはなれる。
でも出世には使うことが多いし、
最近は転職にも必要…という内容を
紹介させていただきました。
正直、働いてからの習得は
かなりのハンディキャップになりうるので
出来れば学生のうちに
730点くらいはとっておいた方がいいと思います。
そしてこの流れは
今後とも変わらないと考えられるので、
製薬企業への就職を考えている人は
今日から英語を勉強ましょう…ホントに
英語苦手な私みたいになるなよ!
実際に地獄見ているので
気になる方は以下を参照ください