30分でマスター!Excel VLOOKUP関数完全ガイド:IFERRORまで網羅

VLOOKUP関数アイキャッチ

本ページでは
ExcelのVLOOKUP関数を紹介します。
VLOOKUPは概要を学んだら
体でルールを覚えたほうが早い関数です。

本ページを見ながら
研修用エクセルを触ったら
ぜひ一度ご自身で
表と関数をつくってみてください!
早期の習得につながります。

※Excelを使うのでPC視聴
または携帯で見ながらPC作業推奨です!

  1. 特定の施設の実績や数字だけExcelファイルに表としてまとめたい
  2. データを定期的に更新したい
  3. 複数に分かれているExcelを統合したい!
チクチク

こんなことを思ったことはありませんか?

こんな悩みを解決する
好きなところに好きな数字を持ってこれる関数
それがVLOOKUPです!

ブイルックアップと読みます。
よくある使い方としては

顧客ナンバーや施設ナンバーを使って
好きな数字を好きな場所に
引っ張ってくることができます。

さらに元データを張り替えると結果も変わるので
毎回つくっていたグラフや表などがあれば
データを張り替えるだけで更新が可能です。

色々なエクセルから好きにデータを
まとめることができます。

チクチク

覚えるだけで
エクセル腕力がつきます!

覚えるとかなり便利な関数です。
時短になるのはもちろん、
Excelの自由度が格段に上がります!

チク子

意外と簡単だけど
知らないと魔法に見える
関数の一つだと思います。
習得コスパは絶対いいです!

【本記事の効能効果】
MRが30分でVLOOKUP関数の基本を学び
実際に関数が組めるようになります。

もくじ

研修用エクセルのダウンロードと例題の確認

研修用にExcelファイルを作成いたしました。
まずはコチラをPCでダウンロードください!

この研修用Excelシートは
実際の業務をイメージして
①集計用シート(例題が書いてあるシート)
②データシート(実績が書いてあるシート)
に分けて作成をしています。
理由は後述します。

実際にご自身で新しく表を作る時も
同様の作成方法がオススメです。

今回、このExcelファイルには
2つの表と4つの例題が入っています。

例題1-2は
基本的な関数の組み方と
エラーの消し方を目的
に作られています。

例題1:VLOOKUPを使って次の表を完成させてみよう!
例題2:例題1で現れる#N/A0にしてみよう(IFERRORを使って)

例題3は長期的な運用を想定し
データの更新を活用した
VLOOKUPの運用を体験してもらうこと

例題4はVLOOKUPの
数式の書き換えをより体感してもらい
理解を深めるために作成しています。

例題3:セルC列には数式がすでに入っています。
1月の実績グラフを10クリック以内で2月の実績グラフに書き換えてみよう

例題4:20クリック以内で先期実績を埋めてみよう

チクチク

上記4例題が入っています。
なんとなくやり方がわかる方は
おそらく学ぶ必要がありません!

初期設定と事前準備

一度もVLOOKUPを使ったことがない場合、
簡単な初期設定が必要です。
適当なセルを選択して

  1. 数式タブをクリック
  2. 関数の挿入をクリック:そうすると数式をえらぶ画面が立ち上がります。
  3. 『何がしたいのか簡単に入力して、【検索開始】をクリックしたください。』と書かれたところにVLOOKUPと入力してください。
チクチク

これで、いつでも
VLOOKUPが
使えるようになりました。

関数を作る前の事前準備

VLOOKUPの真骨頂は
ばらばらのデータを統合することにです。

  1. 最初に欲しい表の形を決める
  2. 欲しいデータをCSV出力する
  3. 同一Excel内の別シートに張り付ける

基本的には関数を作る前に
こういった作業を行います。

この時、今後の更新を考慮し
CSV出力されたままの手を加えない状態で
シートに張ることがおすすめです

すべてのデータを集めたら関数の作成に進みます。

導入でも紹介しましたが
研修用Excelは
これを考慮して作成されています。

  1. データは加工せずシートに張り付け!
  2. 欲しい表をあらかじめ作っておく!

この2点を心に刻んでもらえるとありがたいです。

例題1:VLOOKUPを使って表に欲しいデータを得る

研修用Excelファイルにある
例題1VLOOKUPを使って
次の表を完成させてみよう!
を実際にやってみましょう。
これができれば基本は完了です。

ここは以下5スキルを習得します。

  1. 検索値の指定
  2. 範囲の指定
  3. 列番号の指定
  4. 検索方法の指定
  5. 絶対参照
チクチク

詳細はそれぞれ
関連記事に記載しています。
リンクよりご確認ください!

例題2:IFERRORを使ってエラーを修正する

基礎編の例題1は解けましたでしょうか?
解けると結果の一部に
『#N/ A』と言う
表示も現れているはずです。
これエラー表記なんですが、邪魔ですよね?

自分1人で使う資料なら問題ありませんが、
人に見せる&渡す資料となると
このままでは問題山盛りです!!

そこで次にIFERRORと言う関数を組み合わせて
この#N/Aを0に変えていきます。

数式としては以下数式に組み替えます!

=IFERROR((VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)),0)

チクチク

多分これだけだと
全くわかりませんよね?
詳細は以下記事から
ご参照いただけると幸いです。

例題3&4:元データの更新を利用した活用と列の書き換え

例題3は長期的な運用を想定し
データの更新を活用した
VLOOKUPの運用を体験してもらうこと

例題4はVLOOKUPの
数式の書き換えをより体感してもらい
理解を深めるために作成しています。

  • 10クリック以内で
    実績グラフを書き換えよ!
  • 20クリック以内で
    先期実績を埋めよ

といった一見無茶振りに見える内容ですが、
両方とも5クリック程度
実行が可能です。

VLOOKUPは元データの書き換えを行なっても
関数は当然変わりません。
しかし元データが変わるので
表示される数字は最新のものに変わります。

そのため
毎週データ更新するようなグラフを作ったり
毎日作る決まった表がある…といった場合には
最高の手法になり得ます。

やり方自体は非常に簡単です。
なのですぐ終わります!!

チクチク

この例題で重要なのは
概念を知っておくことです!

まとめと付録

  1. VLOOKUP関数の基本の組み方
  2. IFERRORとの組み合わせ方、
  3. 簡単な応用方法

上記3点を紹介させていただきました!

冒頭でも紹介させていただきましたが、
VLOOKUPは概要を学んだら
体でルールを覚えたほうが早い関数です。

ぜひご自身でオリジナルの表と関数を
つくってみてください!一気に身に付きます。

そしてその中で『あれ?』
と思うことが多々出てくるはずです。

でもそんな時はExcelを疑わないでください。
95%は人間側のミスが影響しています!
半角、全角、スペースの有無、固定忘れ…
こんな小さな落とし穴が大体の原因です。

チクチク

都度、エラーの原因を探せば
早期習得に繋がります

今回は以上です。
最後まで見てくれてありがとうございます。
ここでささやかですが、お土産をご用意しました。
本記事はもともと
数名のフォロワーさん向けに実施した
VLOOKUP講座がもとになっています。

そこで使ったスライドPDFを
ダウンロードできるようにしました。
研修用Excelと併せて
職場の皆さんのスキルアップにお使いください!

VLOOKUP関数アイキャッチ

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